LEFT ALIVEは神ゲー?クソゲー?ゲームレビュー
LEFT ALIVE -生きるか。生かされるか
そもそもフロントミッションってなに?
フロントミッションシリーズの特徴はその濃厚なシナリオと主人公たちです。
ゲームではありませんが「コードギアス」、「機動戦士ガンダム」といった主人公たちと違い、特殊な才能や能力を持っていない一般兵士たちが戦争や真実に振り回されその中で苦悩や葛藤をしていくゲームです。
紛争に介入していく中で、紛争の真実に迫っていく展開になりますが世界観が本当に「硬派」で「重厚」です。
今作のテーマ
ステルスゲームのお約束を破った作品
ステルスゲームで有名なのは「メタルギア」や「ヒットマン」、「ディスオナード」に「アサシンクリード」... etc
ステルス要素のあるゲームを入れると近年だけでも2、300を超える。しかし、破ってはいけない最低限の3つのルールがあります。
・敵の後ろに近付いてボタンを押したら一発で倒せる「ステルスキル」
・敵の顔に銃弾を当てることで一発で倒せる「ヘッドショット」
・敵キャラクターが病的なほど「ド近眼」
この3つをゲームをこのゲームはそれをすべて破っています。
いやマジで…チャプター1,2の難易度は異常です。コントローラーの操作確認してたら敵に囲まれるし、初期で持っているのハンドガン一丁で6発しかないし…
そのため路地裏や地下道といった敵が少ないところを通りつついかに物資を集めながら生存者を助けていくかという工夫をしていくのですが…ハンドガン一丁しかない主人公にはすごく酷な難易度です。ライトユーザーは帰れ!っと言わんばかりの難易度です。
しかし、個人的にはステルスゲームのお約束を破ってくれて、
「よくやってくれた!鍋島さん!」と思いました。プレイヤーのストレスはもちろんすごいですがゲームの歴史を変えるうえではこういった思っきた決断や改革が必要だと僕は感じました。フロントミッションの世界観を継承しているという点でもギリギリの決断を強いられるこの世界観を演出するにはこれぐらいの高難易度になるのも致し方ないかなと思います。(著者はチャプター1超えるのに3時間半近くかかったけど)
ディレクターを務めるのはアーマード・コアを手がけた鍋島俊文さん
フロントミッションシリーズの醍醐味とも言えるヴァンツァーですが、上記にあるように一撃、一撃が重くとても重量感のあるロボット戦でした。
しかし、今回は完全に拾った機体で戦っていく感じで正直僕はなんだかな~って感じでした。本来のヴァンツァーは相手の機体の武装を奪い、カスタマイズしたり多種多様のヴァンツァーをミッションごとに選んでいく楽しみがあります。
今作にもそれを期待したのですが今作は拾って捨ててを繰り返しているので残念です。
まぁ~パーツや期待の工数がかかってしまうし大作ラッシュが続いたから仕方ないのかなっと制作側の意図はわからなくはないのですが…楽しみにしていた1ファンから言わせた頂くと削ってほしくはない面白味の部分でした。
総評
良い点
・ギリギリの決断を迫れるシュチュエーション
・手に汗握る高難易度
・三者三様の主人公が戦争の真実に迫っていくストーリー
悪い点
・ハイエンドとはいえないリアルレンダリング
・ヴァンツァー戦のカスタマイズがない
・TPSゲームにしてはトリッキーすぎる操作性
第一回のゲームレビューはこの辺で終わりです。いや~こうやって自分の意見を改めて書き起こすのはとても難しいですね。今後はもっとわかりやすく書けるように精進します(笑)
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